【東部小のスタートは研修から】
 1月6日(火)全職員が集まり打ち合わせを行いました。例年なら午前中は職員会議をしますが、今年度は研修会を持ちました。
 これは、今年度から学校教育目標の一番に掲げた「かしこい子」ー話がしっかり聞ける子ーを育てるためには教師自身が見せて聞かせてわかる授業を提供しなくてはなりません。そこで本講では、校内授業研究会やミニ授業研や様々な校内研究会を通して授業力アップに取り組んでいます。
 今回は、フラッシュ型教材の活用した授業づくりについて研修しました。
 このフラッシュ型教材とは,昔から英語の授業で使われているフラッシュカードにICTのよさ,手軽さ,便利さが加わった教材です。
フラッシュカードには,課題を瞬時に次々と提示することによって,どきどき,わくわくとしたゲーム感覚の楽しさがあります。また,短い時間で集中して反復練習することによって,基礎・基本の知識を定着させる効果がある教材です。
 米沢二中から講師をお招きして、実施80分の研修会をおこないました。
P1061821.jpg
1.主旨説明
2.フラッシュ型教材を活用した模擬授業
3.フラッシュ型教材体験 ワークショップ
4.フラッシュ型教材活用のポイント解説
5.まとめ
の五つの内容で行われました。

1.主旨説明
まずは、テンポよくフラッシュ型教材の提示が始まり、あっという間に教材の魅力を体感しました。
「単純だけど、意外と奥深い」という講師の言葉に納得でした。

2.フラッシュ型教材を活用した模擬授業
旧暦をフラッシュ型教材で提示し、読みを確認→何度か声に出して読むことで覚える→ホワイトボードに「1月睦月、2月如月・・・」というように掲示、というよテンポよく、フラッシュ型教材が効率的に活用さている模擬授業を拝見しました。
P1061836.jpg
3.フラッシュ型教材の体験ワークショップ
4人グループで1つ作成、2人ペアで1つ作成しました。
試作するフラッシュ型教材のテーマを決め、問題を考え、グループで先生役、子ども役でやってみる。
試作したフラッシュ型教材をグループ間で披露し、感想を交流するという流れでした。
P1061823.jpg

P1061824.jpg

P1061825.jpg

P1061827.jpg

P1061831.jpg

4.フラッシュ型教材活用のポイント解説
・作成・入手のコツは5つ
コツ1 10問程度 短い時間で何度も繰り返す
コツ2 瞬時に判別する必要がある学習内容を
コツ3 発問、指示は答えが一つになるように ○計算しましょう、読みましょう ×考えましょう、比較しましょう
コツ4 ねらいを明確に
コツ5 まずは、既習事項の確認、習熟のためである意識を持つこと定番教材を使う
・見せ方×答えさせ方で難易度を少しずつ上げていく(意図的、計画的な活用)
・ほめ言葉を大事にする(子どもに自信を持たせる)
・同じ25分でも、1日×25分ではなく、5日×5分の積み重ね(日常的な活用)

5.まとめ
・視線が集中する
・楽しく覚える
・短時間で覚える
・教室が明るくなる
・ほどよい緊張感
・定着の度合いが見える
・発音、発声の訓練になる
・繰り返し使えて、準備の手間が省ける

 短い時間を使って、効率よく基礎的な知識を身につけさせる指導技術を学ぶことができました。
 3学期、各学級にフラッシュ型教材を使った授業での大きな子どもたちの声が学校に響くことになります。
toubujs | permalink | - | - | △TOP |