6年生の国語の教科書に狂言の「柿山伏」という題材があします。
あらすじは
「山伏が修行を終えて故郷に帰る場面より始まる。山伏は途中でのどが乾いてしまい、ふと見あげると見事な柿があることに気づく。
木の下から落とそうと試みるも、中々巧くいかなかったので、木に登って柿を食っていた。だが、誤って口にしてしまった渋柿を投げ捨てたところ、見廻りに来ていた柿の持ち主に渋柿が当たってしまい、無断で柿を食っていたことに気づかれてしまう。
柿の木に登っているのは犬だ、猿だ、烏だ、鳶だと言われる度に、それらの動物の鳴き真似でその場を凌ぐものの、しまいに鳶は飛ぶものだ、と言われてしまう。結局飛んでは見るものの、大怪我をしてしまい悪事が露呈してしまう。
怪我をしたのはお前に原因があるのだから、治療をしろと山伏は柿の木の持ち主に迫るが、持ち主は一切とり合うことなく、謝罪を要求し立ち去ろうとする。そんな持ち主の行動を見て山伏は呪文をかけ、持ち主の行動を封じるが、さらに怒りを買うことになり、治療はしてもらえない。逃げる持ち主を追って、山伏は何処までもついていく。
自分の罪を覆い隠そうとする姿を、面白おかしく描いており、山伏という権威のあるものに対する風刺が込められた作品である」
<ウィキペディアより>
この狂言を、子ども達が山伏と木の持ち主になりきって演じています。
難しい狂言ならではの言い回しに苦戦しながらも、楽しそうに演じていました。